(写真は本文中の内容と関係ありません) |
自転車通勤途中の片側3車線の幹線道路。
左側車線に違反車を止めたパトロールかーが停車中。
一番左側の車線をふさいている。
クリアするために右後ろを確認し第二車線に出る。
でも通勤時間なのでクルマの流れはきれない。
はっきりとした車線変更の意思表示とタイミングがすべてだ。
速度をつけて合図とともに車線変更すれば何とかなる。
でももしも自分の子供がこの状況におかれたら!?
できれば避けたい状況だ。
そこで声をかけてみた。
「取締りご苦労様です。交通量の多い幹線道路での追い越しは自転車にとって危険なので、できれば停車場所を考慮いただければ・・・。」
「大丈夫です。パトカーですから!」
なるほど、自転車で停車車両を第二車線に出て追い越す行為は大丈夫(=安全)ということだ。
なぜなら停車車両がパトカーだから・・・。
良いか悪いかではなく、自転車にとってどうなのかを訴えたのだが、最初から話がかみ合わない。
自転車と歩行者、自転車とクルマ。
それぞれの関係する事故。
自転車事故を減らすためにはまず何よりも自転車が車道を走ること。
そのために車道上での自転車走行が危険と思われる状況をできるだけ減らすこと。
これを実現するためには、第三者として外から関与するのではなく、自転車に乗って、車道を走って、仕事をして、生活をして、自転車の置かれた状況を他人事ではなく、自分の生活そのものとして、正しい理解のもとに対応する必要がある。
そのためにも、警察もぜひ「車道を走る自転車」を使い、それを仕事として、自転車目線で本質をとらえた取締りを行ってほしい。
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