アムステルダムインビジネスの交通工学・公共交通上級政策顧問であるヴィーッフェリング氏の自転車交通政策のプレゼンテーションをお聞きしたあと、全権公使他、関係者の方々とお話をさせていただいた。
交通工学は私の専門であったので興味深く拝聴した。
オランダの自転車分担率は35%と非常に高く、自転車普及率も1人1台以上と驚くべき数値である。
その中で感じたのは、自転車を含めた交通政策について、有識者含め政策に携わる方々が極めて実直に考え、それを実現されているということ。
そこに秘策はない。
当たり前のことを当たり前に実施しているということ。
日頃から日本の自転車政策はゼロからの出発ではなく、マイナスからの出発であると考えている。
それだけに、正しい自転車政策政策を実現することは容易ではないと思う。
しかし、ゼロであれマイナスであれ、行おうとする政策の目的と方法について、国民にわかりやすく説明することが必要である。
お土産にいただいたオランダナショナルカラーのベル。味のある音がします。 |
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