福島原発の放水作業を実施して以降一定の効果が見え始めている。
電源も確保され今後安定した冷却が期待される。
収束はまだまだ先で、予断を許さないが、少しでも見通しが立つと俄然気持ちが前向きになる。
人間が知りたいのは現在だけではなく、未来なのだ。
さて本日首都圏で再び放射線量が増加したとの報道があった。
自転車通勤を日常とする人間にとって気になる放射線量について計算してみる。
仮に放射線量が今日の首都圏のように0.15マイクロSv/hであるとすると
1日で
0.15マイクロSv/h × 24時間 = 3.6 マイクロSv/日
1年で
3.6マイクロSv/日 × 365日 = 1314 マイクロSv/年 ≒ 1.3ミリSv/年
この値はは現在の放射線量が一日24時間365日続いた場合の値である。
自転車通勤で一日2.5時間屋外にいたとすると、この通勤によって受ける放射線量は 111日で
0.15マイクロSv/h × 2.5 時間 =0.375マイクロSv/日
1年で
0.375マイクロSv/日 × 365日 = 136.9マイクロSv/年 ≒ 0.14ミリSv/年
あくまで通勤の2.5時間に絞った話である。
実際には土日は休みなのでさらに値は小さくなる。
現在のような放射線量が1年間続くとは考えにくいが、仮に続いたとした場合の量である。
たとえばヘッドフォンを装着したり、無灯火で自転車に乗る方が、安全性という意味でははるかに高いリスクであることを見逃していないだろうか。
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