2011年4月10日日曜日

誰が先頭に立つべきか

















世の中には標準化、マニュアル化してそれをこなしていく仕事と
それとはまったく別に、先の見えない事象に予測を立てながらストーリ(計画)を創り、
実行していく仕事がある。
つまり不確定要素の塊のような仕事を日常の仕事として行っているカテゴリーの仕事だ。このカテゴリーに属する人達がいる。

福島原発の収束の見通しがまったく見えていない。
専門家の人達の話をいろいろ紹介しているが、収束へのストーリー(計画)を立て、実行できる人はいない。
国民がなるほど!と納得できるストーリーを示したプロはいない。

一刻も早くカテゴリーかての異なる人たちに先頭を走らせるべき。
彼らに専門家たちが必要な情報を提供し、バックアップする。
今何が起きているかの説明ばかりで次の手が示せない。                              
どのように収束させるか、という具体的ストーリーを明確に示す、
そのために何が課題かを明確にし、その課題を解決しつつ計画を実行する。
未経験の事象に対しても、内容をしっかり整理し、収束に向けての対応策を立て実行できる、
一刻も早くそういうカテゴリーの人たちに先頭を交代するべきだ。 

いつまでも原発の運転手にまかせていてはいけない。
運転はすでに昔の話だ。
八方塞がりの状況を打開すべく作戦を立て実行するとき。
これを当たり前のようにこなす人たちがいる。

今こそ彼らが先頭に立つときである。

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