報道によると福島原発の漏水が止まらない。
コンクリート、吸水性ポリマー、おがくず、新聞紙等で対応したものの漏水の量に明確な変化がみられないとのこと。
これらの対応ってNATMトンネル掘削中の湧水対策とほぼ同じではないか。
であれば次はウレタン系注入材(ポリオールに水ガラスを配合したウレタン=シリカレジン)が有力ではないか。
パッカーを用いて反応時間をコントロールしつつ水中で発泡させられるため十分に可能性がある。
少なくともこれまで試してきた早強コンクリートをはじめとする材料よりは、はるかに効果が期待できると考える。
静水中ではないため、注入方法に工夫が必要だが、それはトンネル切羽の湧水に対してでも同じこと。
即効性がある部分も、放射線量の多い中での作業に向いている。
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