2011年12月5日月曜日
変わったこと。変わってないこと。
月曜の朝。
天気晴れ。
気温10℃。
少しだけピリッとした気温の中、自転車で家を出る。
いつもの景色。遠くに雪をかぶった富士山。
いつもの通学の子供たち。
いつもの道をいつもの通り。
会社に向けペダルを回す。
でも大きく変わってきたことがある。
通勤自転車が増えたことだ。
約7年前、私が自転車通勤を始めたころ
通勤自転車は皆無だった。
いつもひとりで走っていた。
車道を走っていると当たり前のようにクルマに幅寄せされた。
追い越されながら窓をあけて怒鳴られることなど日常のこと。
時には原付バイクに走りながら蹴りを入れられたり。
トラックにクラクションを鳴らされたまま追いかけられたり。
怖くて派出所に飛び込んでも、警官は正しいことを正しいと
ドライバーに言ってくれなかった。
毎日が戦いだった!
それがどうしたことだろう。
今車道でクルマが余裕をもって追い越してくれる。
幅寄せは週に2~3回。
怒鳴られることなど月に1回。
原付バイクに蹴りを入れられることなどなくなった。
法律が変わったわけではない。
自転車通行帯ができたわけでもない。
では何が変わったのか。
クルマのドライバーの意識が変わったのだ。
車道上の自転車が危ないのではない。
クルマのドライバーの意識が危なかったのだ。
車道を走る自転車が法律を守り、安全に運転する限り、
クルマのドライバーはさらに安全意識を上げ、
車道が自転車にとってもっと安全になるだろう。
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