今朝の日経新聞によると、福島県に国内最大の地熱発電所を建設する方針が固まったとのこと。
発電量は27万キロワットで原子力発電プラント4分の1基分に相当するらしい。
火山国の日本は地熱資源量が2347万キロワットと世界3位の規模を誇る。
地熱発電資源の8割が国立・国定公園内にあり、これまで54万キロワットにとどまってきたが、
規制緩和を受け、福島県のほか、秋田県湯沢市の栗駒国定公園内、北海道釧路市の阿寒国定公園でも地熱発電が進む見通しとのことだ。
地熱発電が新たな電源として普及する可能性が広がってきた。
(以上日経新聞 2012.3.23朝刊 より抜粋)
再生可能エネルギーを活用し、エネルギー源を分散し、立地も分散させる。
大切なのはエネルギー源を替えるだけでなく、根本的な構造変化を起こすこと。
つまり大企業の巨大な大型発電所で電気を作るのはもうやめて、各家庭や村や地域向けに、
分散的に作るようにするということ。
取引対象はもはや資源ではなく、テクノロジーになる。なぜなら化石燃料とは逆で、地熱を含め風や太陽や水というのはすべての者に無償で与えられるものだからだ。
ただしそのエネルギーを使えるようにするには先端技術が必要だ。
このシステムによって、エネルギー供給がもっと自立した民主的なものへと変わり、世界の人々にもっと公正さがもたらされるであろう。経済はそれに合わせるようになる。
これは農業、産業、IT革命に続く第四の革命だ。
(以上「第四の革命」案内より抜粋)
以上の2つのストーリーはつながる。
つまりこれは「第四の革命」日本版の序章ではないか。
0 件のコメント:
コメントを投稿