毎日新聞社の記者である馬場直子さんより、歩道上における自転車と歩行者の事故の過失の割合についてコメントがあった。
4地方裁判所間の話し合いの結果、その過失の割合を10:0とするというのだ。
私の経験では歩道上の自転車走行時の人との事故というのはほとんど避けれらないと言っていい環境だ。
その事故を避ける事前対策としての徐行。
事故の際のダメージを最少とする事後対策としての徐行。
いや本来は車道を走るべきであるが、ここでは仮に自歩道であるとする。
そして加害者として最低限おこなわなければならない補償のための保険。
加入はマストであると言える。
ここでは子供の自転車が加害になるケースも忘れてはいけない。
結果、それでも事故は起こるのだ。
あくまで起こした時のリスクを下げるための対策である。
歩行者の立場から考えるとこの判断は真っ当であると考える。
歩くための歩道。
乳児、幼児、高齢者、皆が安心して歩き、憩う場所であるべきである。
そのスペースを殺傷能力のある自転車が走ること自体が大きなリスク、というかそもそも誤りなのだ。
自転車にとってさらに多くの意味で車道の方が安全であるという認識になった。
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