2014年9月12日金曜日

DEUTERとVAUDE その2




先月自転車通勤用のバックパックをDEUTER Race X Air(以下D)からVAUDE Roomy(以下V)に替えた。印象が薄れないうちにインプレを。
どちらも容量は12+3L。
レインカバーとヘルメットホルダーも同様。
重量は870gと825g、価格はVが約10%安い。いずれも背面がメッシュ素材で通気性を確保。Dはショルダーベルトも同素材で通気性を考慮。自転車に乗った姿勢ではいずれも荷物の重さを感じさせない。ただ信号待ちでカラダを起こしたり、自転車を降りると肩にズッシリとショルダーベルトからの荷重を感じるDに対し、Vはそれを感じさせない快適さだ。これまでDは自転車を使わない時には使ってこなかったが、Vは積極的に普段使いしようと思わせる快適さだ。これはショルダーベルトの素材、形状、面積によるものだ。特にパッド等を使わず、軽く薄い素材を用いて荷重分散を実現している点は見事だ。その分通気性には劣る…。
さて自転車姿勢での快適さはD、Vともに同等だが、走行中の背面の空気の流れはDの方がよいように思う。これは特に背中が暑いと感じたわけではなく、何とな...くVの方が発汗量が多いかなと感じたからだ。気温、体調、負荷等、色々な要因が関係するので、確信はないのだが…。
容量は同等だが、袋形状で融通の利くDに対し、Vは形状が比較的カチっとしているので、検討されている方は入れたい荷物が入るかどうか確認された方がいいだろう。
さて、結論。
今の自分の自転車通勤という背景、同時に買い物時や雨天時の電車移動で「歩く」を考慮し、トータルでVに軍杯をあげたい。背負って歩く時の快適さは病みつきになるほど快適だ。腰周りのベルトの違和感も感じない。
ただ自転車に乗る時のパフォーマンスに特化するならDかもしれない。背中とショルダーベルトの通気性は少なくともV同等以上だろうから。
また今回購入したのはVの最もシンプルなグレードであるROOMY。他のグレードでは特殊なショルダーベルトの調節機能がつき、これがウリのよう。
さてその差はいずれも僅差!。用途によって異なる選択になるというのが正確なところだ。
もうひとつ、気になる耐久性は今後の課題としたい…。




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