2012年9月25日火曜日

豪雨の中の自転車通勤


















昨日の自転車通勤の帰り道。
天気予報の情報を取るのが不十分なまま会社を出発した。
会社を出て17キロ地点。
ポツポツと雨が降り出したと思ったら、一気に土砂降りに!
あわてて近くのお屋敷の前の大木の下に走りこんだ。
しばらくすれば小降りになるだろうと思ったがあまかった。
大木の下でも雨をしのげないほどの豪雨だ。
すでにレインカバーをかけたバックパックだが、中のi-padが心配だ。
思わず背中からおろして腕に抱き、抱え込んで雨をしのぐようにした。
体は防水仕様だがi-padは防水ではないのだ。

30分待った。
すでに体はインナーまでグショグショ。
ヒンディングシューズの中も浸水。

いっこうに止む気配がない。
大木の下とはいえこのまま長時間いるなら土砂降りの中にいるのと同じだ。
1km手前にあったコンビニに駆け込もう!
そう考え大木の下を飛び出すタイミングを待った。
でも雨はますます激しい。
周りの景色が見えなくなってきた。

一瞬、雨音が少し静かになった気がした瞬間、
コンビニにむけてダッシュを開始した。
前後輪から巻き上げる水が柱のように空へ舞い上がる。
ブレーキはほとんど効かない。

それでも何とかコンビニにたどり着くと
すでに自転車とバイクが数台ずつ雨宿り!

結局小降りになったのは一時間半後。
すべて自己完結にはまったく準備が足りていないことを認識した。

反省。






2012年9月17日月曜日

交差点での出来事






休日の朝、子供をクルマで駅まで送っての帰り道
片側2車線の交差点の赤信号で停止した

対向車線の第一車線先頭には赤色灯をともしたパトロールカー
その隣第二車線は停止線を大きく超え横断歩道上に停止している一般車両

横断歩道の上に停止すると、歩行者が危険なだけではなく、
第一車線からの視界が遮られて、思わぬ事故につながる危険性がある。

交通弱者を軽視したこのドライバーは別のいろいろな場面で危険な行動をとるだろう
逆に正しく理解すると良い意味での波及効果が期待できる

どうしてパトロールカーの警官は是正しようとしないのだろう
点数云々ではなく、守るべき基本中の基本である交通ルール
重箱の隅ではなく、ど真ん中の直球だ!

検挙でも指導でも何でもよいから
権力のある警察官が正しく理解をみんなにに促してほしい
これはクルマのドライバーだけではなく、自転車も歩行者に対してもだ。

ルールだから守るのではなく、なぜそのルールなのかを理解すれば
守ることにストレスはなくなるだろう

警察の「何もしない」という行為
重いと思う




2012年9月12日水曜日

免許の更新に行ってきた





























免許の更新に行ってきた。
配られた安全運転BOOK、一気に目を通した。

いつも感じるのだが、
説明は内容に変更があった部分が主体。
飲酒運転の罰則が厳しくなった部分を「皆さんには直接関係ないと思いますが」の前置きとともに説明。お酒を飲まない私にとっては確かに直接は関係ないが話としては知っておくべきと思った。

さて、
自転車は車道を走行するとの説明があったが、「みなさんに直接関係のある」車道を走る自転車に対してクルマのドライバーはどう対応すべきかは何の説明もなかった。
講習会が終わってクルマに乗れば、いきなり遭遇する一番重要なシチュエーションだと思うのだが。

あいかわらず車道上を「強者優先」の認識でクルマを運転している人がほとんどであるのに、この認識に関しては一切是正しようとしない。
「弱者優先」の大原則を徹底的にドライバーに認識してもらえば、あとは細かいルールをすべて覚えなくとも安全な交通環境が構築できる、と常々思っている私にとって非常に歯がゆい。

教本の内容についての質問と説明のポイントとして「弱者優先」を大前提として優先順位を説明するべきとお願したが、時間が限られているのでできないとのこと。

だったら最初からやめればいいのに。
命を守るために行っている講習は一日かけてでも時間を割くべきだと思う。
ここで行わないといったいどこで交通教育を行うのだ?

時間が限られているというなら、必要な時間を計算してこれだけ必要であると社内(役所内)で提案すべきであろう。前回の講習会でも同じ説明をされたので、時間が足りないのではなく最初から時間を割く気がないと思われても仕方ないだろう。

いつもながら、知らなかったと言われ責任を取らされないよう説明しておきました、って感じの講習会。
払ったコストに見合わない、ポイントのずれた講習会でした。

そういえば原付の二段階右折。
青信号で直進して交差点を渡りきり左に寄って、そこで右へ方向転換して次の青信号で直進する例のルール。この最初に渡りきって左によって・・・のとき、ウインカーを「右」に出しておくって知らなかった。クルマから見ると交差点で目前の原付に右ウインカーを出されると速度を落として原付を優先するのだが、実は原付は右に来ないで左に寄るのだ。いや二段階右折ではない交差点では右に来るのだ。つまり、その交差点は原付にとって二段階右折かそうでないかクルマのドライバーがわかっていないと、対応に困るのだ。
誤解を招いて危険では?との質問に「ルールですから!」との答え。

そんなこと聞いていない!













2012年9月10日月曜日

自転車車載用ベース






















これまでセダンに乗っていたため、自転車はおのずと車外、つまり屋根の上のラックに載せていた。今回ワゴン車に乗り換えたためカーゴルームに載せようと考えた。

なにか良い車載ツールはないかと調べた結果、ミノウラ製の車載ベース「VERGO EXCEL」を選択、購入し試してみた。

このベースは1台用~3台用まであり、それぞれベースの長さが異なる。もちろん一番安定しているのは最もベースの長い3台用だ。
今回はカーゴスペースと自転車の積載台数を考慮し2台用を選んだ。

このベースを用いて自転車を載せた状態は写真の通りだ。

ベースに取り付けられた治具でフロントフォークを固定するだけ。後輪はフレームに装着したままだ。
つまり作業としてはフロントのタイヤを外し、後輪の着いたままのフレームを後ろむけにラゲッジスペースに乗せ、後輪を押して適切な位置まで転がす。続いてフロントフォークを治具に固定する。
はずした前輪はベースに取り付けた専用治具に固定する。

実に収まりがよい。このツールを用いれば自転車のフレームやホイールを傷つけることもない。
今回後席のセンターシートを倒して搭載したが、自転車の台数が増えればさらに後席を倒すことになる。これはクルマ側の問題。

この車載ベースは車室内への固定せず、そのまま走行しても自転車自体は若干ゆれる程度で普通の運転では転倒することはないとしている。
クルマを走らせてみると確かにその通りだ。カーブや段差で若干ゆれるだけで倒れる危険性は事故等の大きな衝撃がない限り非常に小さいと思われる。

ただしこのベースはあくまでも車内に自転車を「自立」させるためのものであるということを忘れてはいけない。
ベースか自転車を車内に「固定」しない限り、同乗者の安全に対するリスクは非常に大きい。
万が一の事故の際は、自転車がベースごと前席に飛んできたりフロントウインドーやリアウインドーを突き破って外へ飛び出す危険性もある。
大きなGがかかったり、車が横転すると自転車が人間に襲い掛かる。
つまりこのベースもしくは自転車を適切な固定なしで使用した時点で、ドライバーやパッセンジャーがシートベルトをしている意味が半減するのだ。

屋根に積むサイクルキャリアは危険と考え方もあるが、リスクを見越して設計されているキャリアを選ぶならその方が安全であろう。もちろん決められた使用方法を守っての話だ。

例えば事故で大きな衝撃がかかった場合、状況によってはキャリアや自転車は破損するかもしれないが、自転車自体は決してフリーにならない。つまり前方へは飛び出さないとか、後方積載タイプなら自転車自体がリアウインドーに激突してガラスやリアハッチは破損するのみであったり。いずれも自転車が直接人に対する凶器とならない配慮がなされていたりする。

今回の車載ベースはあくまで自転車を自立させるツールと考え、これを車室内に固定する方法を考えなければ・・・。




2012年9月8日土曜日

電気ケトル




電動アシスト自転車のトピックスではないので恐縮だが、考え方少し似ているかもしれない・・・。

電気ポットが故障したのを機に、前から気になっていた電気ケトルを購入した。
これまでもムダな電気の消費を抑えるため、日中、夜間と電源を落とし、朝食、夕食のときだけ電源をONにしていた。
つまり電気ポットの機能を使用していなかった。

電気ポットはそもそも魔法瓶が主流だった時代の流れだ。
ガスでまとめて沸かしたお湯を保温するための魔法瓶。
この魔法瓶、時間が経つとお湯が冷めてしまう。
そこで電気でお湯を沸かしそのまま保温する機能を持たせ冷めないようにした。
つまりお湯をたくさん沸かしその保温のために常に電気を消費する。

さてこの電気ケトル、必要なときに必要な分量だけお湯を沸かすもの。
保温はしない。
つまりまったく無駄な機能がない。
一見大したことのない変化だが、発想が大きく異なっている。

使ってみると満タンで0.8L、今の時期で3分少々でお湯が沸騰。(計測したわけではない。感覚で!)
電気も水もムダにせず、必要なときに必要な分量だけお湯を沸かすという発想。
使ってみてこれが実に使いやすかった。
まったく当たり前のことができるだけのケトル。
どうしてこれまで気づかなかったのだろう。

遅ればせながらなぜ今電気ケトルが売れているのかよくわかった。





































2012年9月5日水曜日

ブルー






















まったく私事なので無視していただいて結構なのだが・・・。

大人になって、身の回りの物が黒ばかりになった。
好きな色ということもあるが、仕事上色が合わせやすかったり、はっきりした色しか似合わなかったりという理由から、とにかく黒、続いて白が多かった。

もちろんこれまで所有したクルマの色も最初の1台が白、続いて白、黒、白、黒、黒、黒とまるで碁石のような色選び。まったく疑問も感じないまま、それが自分の色だった。
もちろんロードバイクも黒。
今でも黒は大好きな色だ。

ところが先月替えたクルマは絶対に自分が選ばなさそうな薄いグレーの入ったブルーだ。
欲しいエンジンと内装の組み合わせを選択するとその色しか選べなかったのがその理由だ。

さて実際に所有してみると、このブルー悪くないのだ。
というかなかなかいい色だ。
問題は自分にまったく似合わないこと。
でもこのクルマ、ウイークデーはもちろんほとんど家内が乗っている。
その意味でも女性に似合う色であるブルーグレーは正しい選択だったと思う。
実際に家内も当初からこのブルーグレーを気に入っているようだ。

その後ふと見渡すと、自分の身の回りにブルーが増殖している。
薄いブルーの水筒、ブルーのスニーカー、ブルーのハンカチ。
まったく意識していないのにこの変わりようは何なのだろう。
何かが心の中で弾けたのか?

そういえば小学校のとき、好きな色は「青」って作文に書いてたっけ。
この年になって初めて本当に好きな色を素直に選べるようになったのかもしれない。








2012年9月3日月曜日

車道上で気になること



















月曜日の自転車通勤。
昨日までの雨の影響もあり、朝の気温が下がってきた。
一時のうだるような暑さからするとうそのようなさわやかさだ。もちろんそれでも暑いのだが、少なくとも「熱い」から「暑い」に変わった。

通勤時のクルマとの戦いも随分様変わりしてきた。
それでもここにきてまだまだ変わらない部分がある。
自転車目線で思いつくままに書いてみる。

1.駐車違反
道路上のクルマの中で人が寝ていたりするので停車なのだろうが、自転車にとって危険なことにかわりない。横断歩道の前後など見通しのきかない場所は特に問題。追い越しざまに高い確率でタバコの煙の直撃を受けたりする。火のついた吸い殻直撃でないだけラッキーである。

2.路側帯停車
車両は通行してはいけない。自転車は歩行者がいないときに限って走行可能のはずだが、いつも渋滞している片側一車線道路で、クルマがみな路側帯にはみ出て停車。自転車はもちろん歩行者も通行できない。路側帯を自転車を押して通行しようとするとクルマのサイドミラーが干渉し進めない。ドライバーと目が合うがクルマもミラーも動かさず、なぜかフリーズ。クルマも電動格納ミラーも壊れているに違いない。

3.横断歩道上の停車
渋滞や赤信号、もしくはそうではない場合でもクルマが横断歩道上に停車。歩行者が渡れない。ドライバーは知ってか知らずか車内でテレビを見ていたりする。まあ知っていればそこには停車しないだろう。

4.車道走行中の自転車とのクリアランス
自転車がふらつけば即接触、重大事故というようなクリアランスで自転車脇を高い速度で通過する。また追い越し時のあからさまな幅寄せもまだまだある。

5.一旦停止無視
これを守っているクルマは極めて少ない。脇道から出てくるクルマ、特に歩道のない道路における一旦停止無視は自転車にとって脅威だ。

6.方向指示器(ウインカー)を出さない、遅い
直進なのか左折なのかわからないので、先をよんだ運転ができない。つまり危険予知ができず事故につながる。曲がる直前に出されてもまったく意味がない。ハンドルを回すとウインカーが作動する昨今のオプションなのだろうか。

7.弱者優先とう基本スタンスの欠如
クルマ優先という認識のもとに自転車を走らせるとドライバーの行動が読めるし予測が当たる。つまり一見スムーズに事が運ぶ。ただし道交法違反のオンパレード。もちろん自転車は先へ進めない。でもこの基本スタンスが正しく認識されれば道路上での事故は大きく減るはずだ。その意味でも最も重要な部分だと思う。

以上ざっと自転車目線で気づいた点だ。
いずれも道路上でクルマを走らせるにあたり、まったく基本的なルールばかりなのだが、クルマのドライバーがこれらを理解する機会があるどうかが大きな問題である。

もちろんまず自転車に乗るわれわれがルールを守ること。
これを前提としての話である。