2012年4月30日月曜日

「SALUS」の自転車特集

















































東急沿線スタイルマガジン「SALUS」に自転車関連の掲載があった。
その名も「知るからはじめるバイシクル・ライフ」
堂々9ページにわたる特集である。

自転車についてのルールに始まり、自転車のタイプ別選び方、
サイクリングスポット、最後に自転車保険についてまで、しかもきっちりと。
おしゃれで楽しくわかりやすくまとめられている。

ヒヤヒヤしながら読んだのだが、
その内容が真っ当であることに正直驚いた。

最近よく目にする「自転車のマナー」というわけのわからない言葉が一切出てこない。
すべてルール(規則)として細かく記載され、「守らないといけないこと」としているあたり、当たり前だが素晴らしい。

できれば電車に乗る人だけでなく、
クルマのドライバーの目にする媒体に掲載されることを期待したい。






2012年4月28日土曜日

連休中は本をかため読みします。























自転車通勤を始めるまでは通勤時間=読書時間だった。
ところが自転車通勤を始めてからこの読書時間が激減。
仕事の合間をぬって一日一冊読めれば良い方だ。
自転車通勤の数少ないネガな部分かもしれない。

で、読みたかった本がどっさり。
連休中にかため読みしようと思う。

ところがこの時期、気候がいいので日中は家の中にいるのがもったいない。
ついつい外に出て遊んでしまう。
結果、家に帰り夜に本を読み始める。

これって平日と変わらない・・・。



2012年4月26日木曜日

チューブを変えた!






















パンクが続いたことをきっかけにタイヤのチューブを新調した。
軽く乗り心地が良いと言われるパナソニックRエアーだ。

20Cのタイヤに9.0kgf/cm2のエアーを入れて会社へ向け出発。
期待して乗ったためか、乗り心地は大したことはない。
たしかに角は少しとれてまろやかだが、あたりはパンパンと固い。

翌日エアーを8.0kgf/cm2に下げて出発。
するとどうしたことか、乗り心地がまったく異なる。
路面の継ぎ目、段差をパンパンではなく、ヒタヒタこなしていくではないか!

これだな!
軽くてヒタヒタ、フワーッと走る感覚はちょっとした快感だ。
漕ぎが重くなるのを嫌ってあまりエアーを落とさないできたが、
これならいいかもしれない。

ちなみに組み合わせたタイヤは、コンチネンタルスーパーソニック20C。
ベストの空気圧を探してみようかを思う。


2012年4月25日水曜日

自動車ドライバーのための自転車講座-13



















「横断歩道」

道路を歩行者が渡る場所である横断歩道
この場所を横断しようとしている人がいる時、
クルマは止まらなければならない。
これは道路交通法だ。

でも実際に守るクルマはほとんどいない。
渋滞の時など横断歩道の上に停止することなど当たり前の光景だ。
その結果、人は安全に渡れないどころか、物理的にも渡れないこともある。

人が安全に渡れるように見通しのきくよう必要なクリアランスを確保して停止する。
これはルールだ。
モラルはもっと先にある。

道路上であっても横断「歩道」。
歩行者の聖域なのである。

2012年4月22日日曜日

自転車レーンが設置された!




















































先月自宅近くの県道に自転車レーンが設置された。
場所は横浜市の港北ニュータウン(都筑区)。
マークからすると自転車は一方通行だ。

レーンの色の賛否はあるだろうが、
クルマを駐車するには無視できない目立ち度であることは確か。
その意味では機能しているといえる。
まずは「使える」レーンが設置されたことにホッとした。

個人的には交差点の中まで貫いてほしかったが、
これまでの車道走行と比較するとまるで天国だ。
目に見えなかった「自転車が走る車道上のスペース」を
クルマに認識してもらえるようになった。

つまりクルマのドライバーとの「認識のギャップ」
というストレスがなくなったのである。

ただ他のほとんどの道路で「この車道は自転車レーンがないんだゾッ!」という
クルマのドライバーの誤解が新たな心配材料ではある。
賢明なドライバーが多数いることを祈りたい。




2012年4月20日金曜日

交通安全教育






















今日の自転車通勤の帰り道。
家まであと数キロの交差点の赤信号。
車道上の停止線の手前に止まり信号が青に変わるのを待っていると
後ろにライトを点滅させ停止している自転車がいるのに気づいた。
ロードバイクに乗ったツーキニストかと思って振り返ってみると、
意外にも高校生の男の子だった。

交通量の少ないこの時間帯の交差点。
自転車に乗る人の多くは大人、子供関係なく信号無視、逆走、歩道走行とデタラメ運転をしている。
そんな中その高校生は車道上で私の後ろに止まって信号が変わるのを待っている。

当たり前と思いつつ、思わず「君偉いね、きちんと信号を守って!」
と声をかけるとその男の子はイヤフォンをはずして
「信号守るのは当然です!警察に怒られたんです、この間!」
「そうなんだ!偉いよ。でもイヤフォンはダメ!」
「はい、でも警察にわかんない程度に、と思って!」

信号が青に変わると、石川遼に似たその男の子は屈託のない笑顔で
「気をつけて!」と私に言い残し、イヤフォンをはずして走り去った。

N数がたった1件だからみんなそうだとは言えない。
だけれどやっぱり自転車に乗る子供たちはこうなんじゃないかと思った。
つまり彼らは自転車のルールなんてどうでもいいんだという投げやりな気持ちで
違反をしているのではないということ。
ルールを守らないのは正しいルールを知らなかったり、
知っていてもその理由、背景を理解していなかったり、
注意されないから間違っていることに気が付かなかったり、
周りに流されていたり。
どういう時に事故が起きるのか、
ルールを守らないとなぜ危険なのか、
要する正しい知識を持ち合わせていないだけ。
知る機会がないのだ。

であれば重要なのはやはり教育とその中身だ。
ルールをルールだからと押し付けるのではなく、
体系的かつその背景も含めて理解してもらえば、
必ず大きく変わるはずだ。

男の子との会話でそう確信した。









2012年4月18日水曜日

CSRからCSVへ
















3.11震災の復興、次期エネルギー政策、所得格差、社会保障、地球温暖化、食糧自給、尖閣諸島、原発の是非・・・
今の社会、日本国内だけでも課題が山積だ。
そんな中、政府の課題解決力が低下、企業の課題解決力のアップという構造要因から、
企業に対する社会における課題解決の期待が高まっている。

CSR(Corporate Sociaal Responsibility)=企業の社会的責任から

CSV(Creating Shared Vallue)=共有価値の創造へ。

政府ではなく企業の方が社会における課題解決に取り組んでいると感じている方、
多いのではないだろうか。
実際に企業は決断も実行も早い!

地球温暖化、社会保障の一端を担う、社会における自転車の位置づけとその活用
あるべき姿を目指してそれを実践しているみなさんと共に
小さいながらもひとつの企業として、一人の自転車乗りとして
CSVを念頭に、夢の実現に日々尽力していきたい。

2012年4月16日月曜日

歩道橋




























高度成長時代に次々と作られた歩道橋。
クルマ優先の社会を示す最も象徴的な建造物だ。

これからはサスティナブルな社会。
競争ではなく共存、拡大ではなく継続。
エネルギー政策をはじめ、持続可能な社会を作っていく。
当たり前だがクルマよりヒトが優先される社会だ。

これはすなわちクルマを避けてヒトが迂回するのではなく、
ヒトを避けてクルマが迂回するということ。
歩道橋を通る対象がヒトからクルマへ変わっていくのだ。



2012年4月11日水曜日

日経新聞のコラムを読んで






















昨日の日経新聞のコラム、『「自転車無策」に本気で決別を』の内容を見られた方多いと思う。
やっと正しいコメントをが書かれたと思った。
自活研のフォローがあっての結果なので当然であろう。

さて、
あなたが自転車で出かけるとき、
出発点からグルッと回って再びそのまま出発点に戻ってくるのではない。
目的地があって走る。
途中寄り道をするケースもある。
これはすなわち目的地や経由地に自転車を置くスペースが必要になるということ。

自転車が走りやすい空間をネットワークとして整備していくことは
同時に自転車を置くスペースも考慮する必要がある。
それがあって初めてネットワークが機能するのだ。


2012年4月8日日曜日

ドトールコーヒーショップ エッソ六角橋店




クルマやバス、電車ではなく自転車で出かけるというグリーンなあなたへ。
駐輪スペースがなかったり、スペースがあっても自転車を立てかけることができなかったり、
地球ロックができなかったりして、行きたいお店に寄れなかった経験あると思います。

そんなあなたをフォローするために、駐輪スペースやラックの設置にご協力いただく活動の第1号店として、

「ドトールコーヒーショップ エッソ六角橋店」殿(横浜市)
http://www.doutor.co.jp/shopsearch/detail/01011455.html

をご紹介します。

こちらのお店はガソリンスタンド併設の店舗であるにもかかわらず、
地域の方々のコミュニティの場として、クルマやバイクで来られるお客様だけでなく、
徒歩、自転車で来られるお客様も大切にされ、いつもたくさんのお客様で賑わっています。

この素敵な店舗を運営されているグリーンな店長、スタッフの方については追って本HPでご紹介します。
横浜市の上麻生道路をルートとして使われている方、お近くを自転車で移動される方、ぜひお店にお立ち寄りください。

ちなみに自転車用空気ポンプもご用意いただいており、「必要な時は遠慮なくお店のスタッフに声をおかけください。」とのこと。

私自身、ラックに自転車をかけるとともに自転車とラックをワイヤー錠でつないでお店に入りました。
するとこれまで自転車の盗難が心配でヒヤヒヤ落ち着かなかった時間が、一気にリラックスした時間に変わりました。
おかげでいつもとは違う格別のコーヒーを楽しめました。
当たり前のことが当たり前にできなかったんだ!・・・と感じました。



駐輪スペースを設置いただたグリーンなお店を今後セルクルのHP上でご紹介していきます。





2012年4月7日土曜日

自動車ドライバーのための自転車講座-12













[坂道での駐車」

通勤途中に川を渡る大きな橋がある。
その橋は片側2車線の道路で、前後が比較的急な坂道となっている。
川を渡る手前で坂を上り、川を渡り終えたら下る坂道だ。
その上り坂の途中にしばしば大型トラックやトレーラーが駐車している。

自転車で通りがかると、左車線を目いっぱい塞いだ大型車輛を避けるため、右車線にはみ出て追い越さざるを得ない。
その間、後ろからくるクルマは自転車が走っているため追い越せない。
この上り坂の途中の自転車の速度はせいぜい15~20km/h程度。
年配の方や子供にとってはさらに速度が落ち、自転車のバランスをとって走るギリギリのスピードだ。

大型車輛やトレーラーということもあって、追い越すのにいっそう時間がかかる。
自分でも焦ってしまう。
まして後ろをついてくるクルマのドライバーの気持ちとなると・・・まあそれは仕方ない。
非は自転車にあるのではない。

急坂の途中は駐車禁止。
それが道路交通法だったはずだ。

人が乗っているから駐車ではないって?
周りに及ぼすリスクは大きく変わらない。
まして自転車にとってアイドリングの排気ガスを避けるため、
高まる心拍を我慢して息を止めなければならない方がリスクは大きい。

ジャストインタイムという企業の効率性重視が路上でのトラックの時間調整を引き起こしているのなら、そんな企業必要ないと思う。

2012年4月5日木曜日

イエローキャブ


日産自動車株式会社ホームページより



















ニューヨーク市のタクシー車両に日産の「NV200」が選ばれたとの報道があった。
2年間に及ぶ厳格な審査の結果、タクシー・リムジン協会(TLC)によって選定されたとのこと。

日々60万人の利用客と全米最大の車両数を誇るニューヨークのイエローキャブ。
その車両に日本のメーカーのクルマが選ばれたことについて素直に拍手を送りたいと思う。

このクルマ、従来のセダンと異なりバンである。
つまり運ぶ対象が「人」という従来の考え方から「人+荷物」に変わった。
当たり前のことのようだが大きな転換だ。

人だけの時は自転車で移動する。
人プラス荷物の時はクルマで移動する。

これからの移動手段の棲み分けはこうであろう。
これこそクルマに必要とされる機能だと思う。
今回の採用は少なくともこのベクトル上にある。

EV対応も計画にあるとのこと。
ぜひ早期に導入を進めてほしいと思う。


2012年4月3日火曜日

爆弾低気圧



























今日列島を直撃した爆弾低気圧。
台風なみの春の嵐だ。
日本各地で被害をもたらしたようだが
あなたは無事帰宅できただろうか?

今回ばかりは電車がストップしたから自転車で!とはいかなかった。
当たり前だが軽いものほど風の影響を大きく受けるのだ。

明日もまだ暴風の影響が残る地域もあるとの予報。
自転車を使用する予定のあなたは情報に注意して安全な判断をしてほしい。
自転車に乗るあなたは未来の地球のために必要な人。
サスティナブルな生活は明日以降もずっと続きます。


サスティナブルな未来の実現





















今朝の日経新聞の一面によると「電力小口市場を新設」とのこと。
自家発電などの新規参入事業者の発電意欲を高めるため、
自家発電で起こした電力を取引で売買しやすくするための仕組みだ。
同時に首相が大飯原発の再稼働を協議するとも。

国内すべての原発を止めようが止めまいがそれ自体はどうでも良いことだ。

明るい未来のために、その場しのぎではない、
しっかりとしたエネルギー政策を中長期的に見据え、
本当にサスティナブルな社会を創っていくことを考える。
その転換期にきている。

原発が必要か不要かはあくまでその結果である。




2012年4月1日日曜日

DAIKANYAMA T-SITE(代官山 蔦谷書店)
































代官山の蔦谷書店に行ってみた。

このお店、コンシェルジュをはじめ、すべてのレンタルCDの試聴、ヘッドフォンの貸出や一曲からの楽譜販売等、あらゆるサービスを受けられるカウンターのある蔦谷最先端のお店。

ラウンジではメニューの替わりにi padが配られ、お気に入りの飲み物と共に落ち着いたカウンターやソファで読みたい本が読める。

またラウンジの他にも店内にはたくさんのソファ、チェアが用意され、併設されたスタバで購入した飲み物と本で充実した時間を過ごせるようになっている。

品揃えも建築、インテリア、旅行、クルマ、バイクはじめとする専門書籍から各ジャンルの映画のDVDまで、時間が許せば一日中過ごしたい空間である。

そう思わせるのは、通常の書店のように本が整然と並べられているのではなく、高さのバラバラな本が隣り合って陳列され、まるでホテルや図書館の本棚のようにディスプレイされていたり、ラウンジのような間接照明で雰囲気がとても落ち着いていたり、そのあたりのこだわりが徹底しているからだと思う。

おしゃれな文具売り場に設置された、たくさんのペンがディスプレイされた棚は圧巻!でした。