2011年12月31日土曜日

2011年の最後に




















バタバタとあわただしい年末。
日常生活の中で、これを用意して、あれも取りに行って・・・って
いろいろ荷物を運ぶ機会が多くなると
自転車の積載量の限界が見えてくる。
特にケーキとか中身の入ったおせちの重箱を運ぶ行為は自転車ではリスキー。

そこでクルマの出番。
こういうことがあるからクルマは手放せない。
大きなリスクなしで上記の荷物が運べる
副産物として温かな室内、でも大汗をかかない、ラク。

まずいまずい、必要以上にクルマの誘惑に負けそう。
いやいやクルマを否定するつもりはではなく、
要は適切な使い分けが重要。

今年は例年以上にいろいろなことがあった。
非常に考えさせる年だった。

自転車に乗られるみなさんはいかがだったでしょうか。

私にとって大きかったのは福島の原発事故。
怖かった。ダメかもしれないと本気で考えた。
でも地球の未来、自転車の未来を身近なこととしてあらためて考えるきっかけになった。

そして残念なスティーブ・ジョブス氏の死去。
彼が生きていれば、これからの自分の生活はさらに変わっていたはず。

いろいろあったけれど
すべてを前向きに未来に生かしたいと思う。

2012年
自転車に乗るみなさんがよりホンモノの自転車生活を送れますように。
自転車に乗るみなさんも乗らないみなさんも共に夢がかないますように。

2011年12月29日木曜日

自転車に音楽!





毎日の自転車通勤に音楽がかかせない。

中原街道や環状2号線という比較的田園の幹線(要するに田舎)を自転車で走っていると
気になるスポットが多いわけでもなく、
まわりはクルマばかり。
自転車のラチェット音やタイヤのかすかなうなりが聞こえるとそれは楽しいんだけど、
クルマの騒音でかき消される。

ある意味退屈。
で、音楽。

ヘッドフォンは危険。
重要な音による外からのインフォメーションをシャットアウトしてしまう。
しかも耳を塞ぐと、三半規管に影響が出そう。
つまり自転車に乗る時に重要なバランスをとる行為がベストでなくなる気もする。

そこで2年前のサイクルモードで見つけて、以来ずっと使っているのがmp3であるOTOMO。
走行中一番耳元に近くなるハンドルに取り付けている。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0034G4YKE/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=at4582at-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B0034G4YKE

幹線のクルマの騒音に負けることもしばしばだけど、
そもそもクルマの騒音に負けない音だと外からのインフォメーションが伝わらないから危険。
BGMとして聞くには十分。
音質も期待以上。

まわりの人たちの迷惑にならないよう、音量には気をつけないと!
そうでないと、あるとき使用禁止になる。

そうそう、上り坂のケイデンス維持にアップビートの曲が役に立つ!

2011年12月27日火曜日

駐車禁止


















自転車通勤で幹線道路を走っていると、決まって多くのクルマが駐車している場所がある。
駐車禁止区間であるにもかかわらず。

仕方なく後方車に合図をして右側車線に進入、駐車車両を追い越す。
できれば行いたくない行為。

パトロール中の白バイの方に聞いたことがある。
駐車車両、何とかならないだろうか。
白バイ隊員曰く、彼らは駐車ではなく停車なのだと。
たしかに人が乗っている。
寝ている人が多いけど、クルマから離れていないから駐車にはあたらないとのこと。

そもそも駐車禁止なのはその行為が通行車両に危険を及ぼすからであろう。
でも停車がOKの背景は、荷積み等、すぐにクルマを動かせる状態、つまり
緊急車両等の通行を妨げたり、通行車両の通行に危険を及ぼさないという配慮が含まれているのではないだろうか。

だとすると停車車両に自転車が近付いたときは、停車車両はすみやかに移動する。
これがあって初めて自転車の安全が確保され、停車OKなのではないだろうか。

自転車に乗るものにとって駐車も停車も変わりなく危険。
いやどちらかというと、停車の方がクルマのドアが開く可能性を考えると、より危険である。

駐車ではなく停車だから、といって目もつぶるのはまったく本質をとらえていない。
弱者に危険のリスクを負わせて道路にクルマと停車させて寝る!という行為。
いろいろな事情があるにせよ、あまりに横柄ではないか。

自転車で走行車線を一車線占拠して寝ている人、見たことない!


本質をとらええて解決策を見出す必要がある。

2011年12月25日日曜日

メリークリスマス!



























いろいろな試練があったこの一年だったけど、
子供たちが待ちに待ったクリスマス。
あなたの家にも訪れましたか?

2011年12月15日木曜日

安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会


























動き出した!

http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/cyclists/index.html

メンバーがすばらしい。
やっと本物の「有識者」がそろった。
理想を高くかかげ、あるべき自転車の未来を期待したい。
そしてセルクルとしてできることに尽力する。

2011年12月11日日曜日

駅前渋滞


















平日の朝
たくさんのクルマと自転車が駅に向かって走って行く。
そして駅に近づくほどその数は増えていく。

クルマも駅を先頭とする渋滞で流れない。
その横を走るたくさんの自転車。

渋滞の中、一台のクルマが車道の左側目いっぱいに停車。
行く手を防がれた自転車も途端に大渋滞。
待ちきれなくて右側からクルマを起こす自転車も。
なんだかいつ事故が起きてもおかしくない混沌とした状況。

でもこんなことの繰り返しで、もし自転車に乗っている人たちが
自転車は事故のリスクが大きいから止めた!って考え、
家のガレージからクルマを引っ張りだし、
奥方に駅まで送ってもらったときには、どうなるか。
さらなる大渋滞でクルマはまったく機能しなくなる。

そうなったとき、クルマに乗るあなたはどう対応しますか?
自転車に乗り換えますか?
もし乗り換えずにそのままクルマに乗り続けるのなら、
雨が降ろうと風が吹こうと、自転車に乗る人たちを
もう少しだけ暖かい目で見てあげてください。

そうすれば路上のクルマは増えることはなく、
今後はどんどん減少していくでしょう。
そしてクルマの渋滞も減っていきます。

2011年12月9日金曜日

自転車マナーアップ?




都内で警察による自転車の取り締まりと指導が行われたと報道で知った。
自転車マナーアップと称して実施されたようだが、
そろそろ自転車に乗る時の法律を守るという義務を明確にしてはどうか。

自転車が安全に車道を走るためには、
クルマのドライバーの法律に対する正しい認識が必要と言い続けてきた。
ここにきて警察によるによる法律の再確認と指導が行われ、
やっと一歩を踏み出したかにみえた。


メディアも含め注目されている今だからこそ、
はっきりさせた方がいい。

自転車のマナーってなに?
ルールを守る義務がある、これをはっきりと指導して欲しい。

私の考えるマナーって、例えば
自転車で歩行者の横を通るときには安全な間隔と速度は法律の上で当然として、
歩行者を不安にさせる走り方はしないとか、
あいさつをするとか。
またクルマで自転車を追い越すときにも安全な間隔と速度は当然として、
なるべく高いギアで静かに、排気ガスを極力かけないように追い越すときはとか。
クルマを購入するときに日本だと右側にマフラーがついているクルマを選ぶとか。
バイクで信号待ちの際、後ろに自転車がついたらエンジンを止めて苦しい思いをさせないとか、
前に通してあげるとか。

何だそれ!関係ないよって思うかもしれない。
でもマナーって個々の考えだからそう思われて当然。
個々の考えで変わってくるし、人に押し付けるものでもない。

ルールとマナーは異なる。
もう曖昧にさせることはやめて、ルール通り子供とお年寄り以外は
はっきりと車道を走らせて欲しい。

そして同時にその際クルマのドライバーにはっきりと認識させて欲しい。
車道を自転車が走っていれば、ルールに則り弱者優先で自転車の安全を確保する。
強いもののやるべきことだ。
レールの上を走っているんのではない。避ければいいことだ。
車道はクルマだけのものではなく、
そろそろクルマの優先順位が低い通行帯であることを認識してほしい。

2011年12月5日月曜日

変わったこと。変わってないこと。




















月曜の朝。
天気晴れ。
気温10℃。
少しだけピリッとした気温の中、自転車で家を出る。

いつもの景色。遠くに雪をかぶった富士山。
いつもの通学の子供たち。
いつもの道をいつもの通り。
会社に向けペダルを回す。

でも大きく変わってきたことがある。
通勤自転車が増えたことだ。

約7年前、私が自転車通勤を始めたころ
通勤自転車は皆無だった。
いつもひとりで走っていた。

車道を走っていると当たり前のようにクルマに幅寄せされた。
追い越されながら窓をあけて怒鳴られることなど日常のこと。
時には原付バイクに走りながら蹴りを入れられたり。
トラックにクラクションを鳴らされたまま追いかけられたり。

怖くて派出所に飛び込んでも、警官は正しいことを正しいと
ドライバーに言ってくれなかった。

毎日が戦いだった!

それがどうしたことだろう。
今車道でクルマが余裕をもって追い越してくれる。
幅寄せは週に2~3回。
怒鳴られることなど月に1回。
原付バイクに蹴りを入れられることなどなくなった。

法律が変わったわけではない。
自転車通行帯ができたわけでもない。

では何が変わったのか。

クルマのドライバーの意識が変わったのだ。

車道上の自転車が危ないのではない。
クルマのドライバーの意識が危なかったのだ。

車道を走る自転車が法律を守り、安全に運転する限り、
クルマのドライバーはさらに安全意識を上げ、
車道が自転車にとってもっと安全になるだろう。

2011年12月2日金曜日

自転車用ライト



自転車用ライト(前照灯)の大きな役割は2つあると思う。

1.他車から自分の存在を気づいてもらうもの。
2.前方や路面を照らして自分の視界を確報するもの。

市街地で使用するには前方や路面は比較的よく見えるので、1の目的で使用することが多い。
この目的で使用するライトはコンパクトでおしゃれなものが多数販売されており候補となる商品がたくさんある。
でも市街地でも街灯のない場所は暗く、前方の路面の様子がわからないことがある。
こんな時にしっかりと前方と路面を照らし視界を確保してくれるライトとなると、外観が大きく、重くなったり、バッテリーが必要になったりと、容易に自転車に装着できるものが少なくなる。

そんな中、性能も及第点、外観もコンパクト、コストパフォーマンスも高いと考えるのが株式会社サンジェルマンが扱うジェントス閃SG-325である。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00385XBFA/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=at4582at-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B00385XBFA"

単4乾電池3本で連続約10時間点灯。エネループが使えるところもポイント。
実際に1年近く使用しているが、今のところノートラブルだ。


カタログによると点灯時間は10時間。
私の通勤所要時間約2.5時間(往復)を昼夜ともに点灯し続け、2日に一回の割合で充電している。そうしないと充電切れになるわけではないが、電池の容量が減ってくると、徐々に暗くなるのではなく、いきなり消灯してしまうため早めに充電することにしている。
配光も無段階で調整でき、暗い住宅街などで路面を照らせば、ブラインドの交差点でも歩行者、自転車から確実に確認してもらえる明るさだ。
さすがにクルマのライトが路面に重なるとわからなくなるが。

最も変わったのが対抗右折車の対応。
交差点を直進する時、対抗右折車が十分に右折できるタイミングにも関わらず、こちらが通り過ぎるのを待ってくれる。
これは今までにはなかったことだ。

また暗い道で自分が路面の状態を確認するにも、時速30km/h程度までなら十分である。
つまり1と2を高いレベルで兼ね備えたモデルといえる。

取り外しもワンタッチで、毎日本体をホルダーから取り外しているがガタはきていない。
いろいろなライトがある中でぜひお勧めしたいアイテムである。