2012年1月31日火曜日

自動車はクルマ、自転車は〇〇





















自動車でいうクルマという言葉
自転車でいうと何なのだろう?
チャリンコって呼ぶ人も多いけど、好きになれない言葉。
自転車の能力、本質を理解せず、見下したような言葉。

自転車が自動車と同様、一つの移動手段、交通機関として正しくとらえられた時、
実は自転車もクルマなのだと思う。
クルマという言葉には、自分の自由になる足、自分のメインの移動手段という意味があると思う。

今の私のクルマは自転車です!

2012年1月30日月曜日

つらい冬の自転車通勤



























冬のこの時期の自転車通勤は気が重い。
朝家を出るまでの億劫なこと。
通勤途中の長くキツい上り坂、吹き続ける向い風、寒さにしびれる足の指先、全部キツい。

でも一番キツいなのは体ではなく心だ。
体がキツければペースを落とせばいい。
心がキツければ・・・
どうやって克服するか。夜の復路もあるのだ!

でも街に出ると今日もがんばっている仲間がいる。
寒さをものともしない、彼ら彼女らのクールなこと!

たとえ辛くても環境負荷の小さい自転車で動くのは人として当然だろう!って、自分の気持ちを奮い立たせる。

ホントは厳しいことを知っている「心」。
それでも自転車に乗り続けるあなたは、そこに何があるかを知っているのだと思う。



2012年1月29日日曜日

使えない自転車





















映画を観るために横浜みなとみらいへ行った。

都合があり自転車ではなく電車で移動。
桜木町の駅から徒歩でと思ったが、距離があるのでレンタルサイクルを使おうと考えた。
問い合わせてみると、初回は手続きのために馬車道まで行く必要があることがわかり、
上映時間に間に合わないのであきらめた。
さらに調べてみると目的地の映画館には駐輪場がなかった。
みなとみらい地区はレンタルサイクルで観光スポットをという案内を見たことがあるが、
各スポットに駐輪場があるわけではない。

疲れたのでコーヒーブレイクと思っても、お店の近くには駐輪できない。
聞くと横浜美術館前に駐輪場があるとのこと。

その駐輪場まで自転車で5分、徒歩で戻ってくるのに約10分。
コーヒーブレイクの後、また自転車を取りに行く時間を含めると往復約30分。

そんなコーヒーブレイク、誰がするのだろう。
いやコーヒーブレイクに限らず、どこかお店に入ろうと考えた瞬間、自転車から離れられないことに気づく。お店には駐輪場がないのだ。

そんなみなとみらい地区、行政によると自転車放置禁止区域に指定されており、その対策としての駐輪場はすでに確保できているとのこと。前述の美術館前の駐輪場もその一つだ。

そんな判断する人、普段自転車使っていない人ではないだろうか。
自転車を使用する目的、この最初の部分を理解していないと思う。

そういえばこの地区、駐車場はたくさんある。
自転車よりクルマが便利な街。
いったい何をもって「みらい」なのだろう?



2012年1月27日金曜日

第四の革命























日本の原発事故を受け、ドイツは2011年6月6日、2022年までの「脱原発」を閣議決定した。
この決定に大きな影響力を与えた1つの映画、
「THE 4th REVOLUTION」(第四の革命)
見てみた。

再生可能エネルギーを活用し、エネルギー源を分散し、立地も分散させる。
大切なのはエネルギー源を替えるだけでなく、根本的な構造変化を起こすこととしている。
つまり大企業の巨大な大型発電所で電気を作るのはもうやめて、各家庭や村や地域向けに、
分散的に作るようにするということ。
取引対象はもはや資源ではなく、テクノロジーになる。なぜなら化石燃料とは逆で、風や太陽や水というのはすべての者に無償で与えられるものだからだ。
ただしそのエネルギーを使えるようにするには先端技術が必要だ。
このシステムによって、エネルギー供給がもっと自立した民主的なものへと変わり、世界の人々にもっと公正さがもたらされるであろう。経済はそれに合わせるようになる。
これは農業、産業、IT革命に続く第四の革命だ。 (以上上映案内より抜粋)

このサイトを訪れてくれるあなたにとって、少なからず気になる映画だと思う。

30年以内に100%再生可能エネルギーへシフトすることが可能であることが、
様々な角度から分析、紹介されている。

2012年1月24日火曜日

積雪の朝の自転車



























案の定、昨晩から降り出した雪は朝には止んでいたが
道路は積雪と凍結で大渋滞だった。

いつもはクルマの渋滞とほとんど無縁の自転車だが、
車道左端に雪と氷が残っているため通れない!

仕方なく渋滞に巻き込まれるのだが、なぜか腑に落ちない。

2012年1月23日月曜日

夜から雪





















地下鉄の駅を降りたら大粒の雪が降り積もっていた。
明日の自転車通勤もムリそう。

自転車に乗れない日が続くと体重が気になる。

地下鉄の緊急対応


























今朝、自転車通勤をするつもりで準備をしていたが、事情があって電車通勤することにした。

横浜市営地下鉄のブルーライン、ほぼ満席で走行中、
同じ車両内の少し離れた扉付近で一人の乗客の方が具合が悪くなって倒れられた。
まわりにいた人たちがすぐに気づき、倒れた方をかばいながら、一方で別の乗客の方がすぐ扉付近のSOSボタンを押された。
SOSのベルが鳴るとしばらくして、マイクで応答が入り、SOSボタンを押された乗客の方が状況を説明。
すぐに運転士?から次の駅で停止の際、係員が対応するとの説明があった。
走行する車両内、まわりの乗客の方々が不安そうに見守る中、ほどなく次の駅に到着。
扉が開くと係員の方2名がすでに該当車両の扉の前で待機しておられ、すぐ車両の乗り込み、乗客の方の具合を確認の上、ホームへ連れて行かれた。
直後に車両出発のアナウンスがあり最低限の遅れで発車した。
そして何事もなかったように目的地へと向かった。

周りの乗客の方々の対応、SOSボタンのが正常に働き機能を果たしたこと、またSOSに対する運転士の対応説明、そして次の駅で複数の係員の方がいち早く該当車両の扉の前で待機され、最低限の時間で対応されたこと、すべてがよどみなく進んだ。
倒れた方は係員の大丈夫ですか?問いかけに、大丈夫ですと答えられた。
もちろん自分でいける!と思えばそう答えるだろう。
でもそれに対し、係員の方はまたご気分が悪くなってもいけませんのでと返答するとともにホームに案内、電車を運行させた。
たしかに再発を防ぐために様態が確認できるまで少なくともホームに降りるのが正解だろう。

ここまでの対応の流れはほぼ完璧だったのではないだろうか。
確かに当たり前のことが当たり前になされただけではある。
しかし合理化の一環として車掌のいない車両、運転士一人による運行、そして改札口だけで普段ホームにも係員が不在の横浜市営地下鉄においてのこの対応。
まるであらかじめ予定されていた訓練を見ているようだった。

おそらく今回の出来事による対応は基本中の基本、いわゆる想定内なのであろう。
ただ想定内であったとしても、実践での対応を目にして、具合の悪くなられた方には恐縮だが、少し安心した気分になった。
なぜならいかにもマニュアル通りに実施してますといったぎこちなさがなかったからだ。
日頃からきちんとした訓練を実施し、かつ余裕をもって応されているように見えた。
そういえば、過去にホームに人が転落したとき、また車両故障があったとき、いずれも横浜市営地下鉄の対応は迅速かつ情報提供がすばらしかった印象がある。

あとはあってほしくはないが、「想定外」のケースの対応期待したいと思う。
その時は同時に我々乗客の対応も重要である。

2012年1月18日水曜日

気が抜けない原発事故の影響



















すでにニュースで見た人もいるだろうけど
マンションの建設に使用されたコンクリートの砕石に
福島原発事故によるものとみられる汚染石が使われていたらしい。
このマンションだけではなく、200程度の現場に投入したとも。

同様のことは砕石だけではないはずだ。
かつて汚染された藁を食べた豚の肉が影響を受けた。

放射線による汚染。
気が抜けない。

2012年1月17日火曜日

未来に残すもの




















NHKのドキュメントで福島第一原発による放射能の影響を特集していた。
政府は収束宣言をしたけど、
福島原発付近の海底は放射線量が高く大変な状況になっている。
そしてこれが海流にのって離れた場所にも線量の高い場所、ホットスポットを作る。
私たちが口に入れる魚だって安全かどうか監視しなければならない。
そして監視したとしても本当に安全かどうかわからない。

あの事故で関東平野には大量の放射線物質が降り注いだ。
その放射線物質が土壌を汚染し、雨のたびに川に流れ込み、
最終的に東京湾に到達する。

東京湾に流れ込む河川の河口付近にはこの放射性物質が堆積し
ホットスポットを作る。
ここから放射線物質が徐々にしか東京湾に出ていかない。

東京湾にたまった放射線物質が湾外へ出ていくのはさらに時間がかかる。
結局放射線が半減期を迎える30年、ホットスポットと呼ばれる
極めて放射線の高い地域が残ることになる。
しかも水中ではこのホットスポットの位置が変化していく。
このため継続した監視が必要だ。
動いていくホットスポットと移動する魚。
魚が安全かどうか監視するのは困難を極める。

原子力によるエネルギーというのは本当にリスクが大きい。
もはやコストが一番低いという人はいないだろう。
プロですらわからないことだらけで制御不能なこの原子力。

30年間、監視し続けることで、環境の実態を知り生活を守る。
本当に日本はもうダメだと思った原子力発電所の事故。
監視はあの日を忘れ去られることを防ぐ意味も持つ。

ここまでリスクをおかして電気を使うのか。
ムダなエネルギーを極力抑え、行き過ぎたラクを抑える。
この行き過ぎた「ラク」は結局もっと大きな「苦」となって返ってくるのだ。

我々は未来に向け幸せな世界を創り、後世に残していこうとがんばってきたのではないか。
なのに、今のこと、自分のことばかりを優先し、
こんなに汚染されたツケだけを未来に残す。
最低の世代かもしれない。

いや関東平野に放射線物質が降り注いだあの日も
自転車に乗るあなたは環境のためにがんばっていたではないか。
この事故の償いが少しでも進むよう、サスティナブルな世界を後世に残す。
たとえその入り口だけであったとしても。

そのためにクルマでもなく電車でもなく、
寒くても当たり前のように毎日自転車に乗る。
頬にあたるのは高濃度の放射線ではなく、冷たい空気である。
寒いなんて言っていられないのだ。

2012年1月14日土曜日

汗と鼻水とよだれと〇




自転車に乗っている人なら知っていることだけど、

ストイックに走っている時、トップチューブに流れ落ちるのは汗だけではない。
汗と鼻水とよだれ、そして時に涙。
混ざって流れ落ちる。

でもなぜ涙?

それは誰にも言えない。

2012年1月8日日曜日

安全の位置づけ




















警察庁が自転車を車道通行させると宣言したのもつかの間、
東京都が自転車を車道通行させるのは危険として
歩道を線で仕切り歩道通行させると表明。
またその背景には、荷物の積み下ろしのための停車車両の作業に支障をきたすとも。
自転車先進国のやり方に倣えばよい。
喜んだのもつかの間、本当にがっかりさせられる。

車道は危険ではないとこれまで何度もコラムに書いてきた。

車道が危険とはどういうことか。
もう一度考えてみる。

車道自体は施設であるからこれそのものが危険というものではない。
ではどういうことか。
車道を自転車とクルマを一緒に走らせることが危険ということらしい。

ではなぜ自転車とクルマを一緒に走らせると危険なのか。
クルマと自転車が接触して事故に結びつくから危険であると。

ではなぜ自転車とクルマが接触するのか。
道交法によると自転車が車道左側を走行するのと同時に
クルマは弱者である自転車から安全な距離をおいて走行する注意義務がある。

であるから自転車、クルマ共に道交法を守れば事故は起きない。

いやいやクルマから自転車を認識できないときがあると?
であれば自転車に歩道を走らせてはダメだ。
ますます認識できなくなる。
自転車が車道を走ればクルマからは良く見える。
すなわち認識しやすい。
これは自転車から安全な距離をおいて走行できるということ。

これで解決である!

自転車に乗る人に聞くと、クルマがビュンビュン走る車道は怖いと。
いや、自転車に乗る人がそう感じているのなら、
自転車の脇をクルマはビュンビュン走ってはいけない。
クルマは安全な速度で自転車から安全な距離をあけて走るのだ。
これが道路交通法である。
どうして道交法を守とうとしないのか。
自転車に横を至近距離でビュンビュン走れば接触した時のダメージは深刻だ。
いや危険であることをわかっていてこの行動をとるとすれば
事故以前の問題。安全に対する意識がまったく欠如している。

どうしてクルマが道交法を守って走ることを前提としないのか。
人の命を軽視してクルマに道交法を守らない、守らせない、その意識が理解できない。

いきなり自転車に車道を走行させるのは危険というが、私はそう思わない。
いきなりではなく自転車の車道走行について徐々に変えていくその移行期間、自転車に乗る人がどこが歩道でどこが車道を走らなければならないかをどうやって認識するのか。
ましてクルマのドライバーがどうやって認識するのか。
極めて困難である。


一番わかりやすいのは
2012年○月○日午前0時
一斉に自転車を車道走行させる。
その実施のための準備期間なら理解できる。

沖縄でクルマを右側通行から左側通行に変えたときのように。

2012年1月6日金曜日

初通勤


















2012年初通勤した。
昨年暮れは出張が続きほとんど自転車を使用しておらず、約20日のブランク。
お正月を挟み体重は約5kg増加。

このブランク、一からというよりゼロからのスタートだ。
考えただけで気が重い。
あーイヤだ。辛そう。

でも始めないと。
私の一番弱い部分。
ズルズルサボってしまう。

さて、
自宅を出発。
気温2℃。当たり前だけど言わずにいられない。寒い。

案の定、体にキレがない。
なんでもないところで心拍数が180を超える。
息が苦しい。足も辛い。いつもより排気ガスの臭いを強烈に感じる。
後半のことを考えていつものようにペースをセーブしていく。
というかそんなペースでしか走れない。

15分後、暑さでネックウォーマーを外す。

前半セーブしたにもかかわらず後半もペースが上がらない。
少しずつ体を確かめるように走る。
徐々にだが身体が反応し始める。
キレとは程遠いまま会社に到着。
普段より約5分度遅い。

でも
肩の荷が下り、気分が少しスッキリ。

2012年始動開始である。

2012年1月1日日曜日

2012年始動



























あけましておめでとうございます。

2012年
今年はセルクルのビジョン「あなたの自転車生活をホンモノにする」を実行に移すとき。
これはつまり「自転車に乗るあなたが暮らしやすい社会を創る」こと。

セルクルが考える「必要なサービス」を行っていきます。