2012年7月10日火曜日

クルマを替えることにした

























自転車のコラムにクルマのトピックスで申し訳ないと思いつつ。

本当はクルマなしで自転車のみの生活にしようかと考えた。
でも自宅は駅から少し離れていて、雨の日や夜の時間帯の子供の送り迎えがあるためどうしても切り捨てられなかった。

今のクルマを購入したのが12年前。
長男が生まれたときそれまで乗っていた2シーターに替わって我が家にやってきた。

そのクルマも、長男に続いて次男が生まれ、子供の成長とともに家族4人とみんなの荷物、自転車を積むのにムリがでてきた。いろいろ工夫をしたがやはり限界がきた。
そして5年越しで検討した次のクルマ。
温暖化の要因であるCO2排出量、酸性雨の要因である窒素酸化物の排出量、そして経済性等を考慮してディーゼル車に決めた。もちろんEVは真っ先に検討したが、1台ですべてまかなう必要のある我が家にとって、荷室の容量がネックとなった。

今のクルマ、長男・次男とともに、家族の一員として幼稚園の送迎に始まり、習い事や買い物、週末のキャンプ、自転車のトランポとして毎日働き続けてくれた。

思い出いっぱいのクルマだ。

正直こんなに長い付合いになるとは思わなかった。もっと早い時期にトラブルで走れなくなるのではないかと考えていた。もちろん細かいトラブルはあったが、必ず事前に臭いや音で教えてくれた。そうやっていつも調子の良し悪しを示してくれる、本当の家族のようなクルマだった。

ときには、雨で自転車に乗れない私の気持ちに、自転車の替わりに応えてくれたりもした。

納車まで10日あまり、新しいクルマがやってくることをあれほど待ち望んでいた子供たちが、ここにきて複雑な表情だ。新しいクルマ、いつ来るの?から今のクルマ、いつまでいるの?に変わった。
彼らにとって思い出いっぱいのクルマと離れたくない気持ちが出てきたようだ。
大人と違って彼らにとっては生まれてからずっとの付合いなのだ。

今回クルマを手離すことがきっかけになって、子供たちがモノを長く大事に使うこと、その大切さを見直してくれたらと思う。
そして愛情をもってモノに接してくれたならもっと嬉しい。
最後に思い出いっぱいのクルマを子供たちとキレイに洗車して送り出そうと思う。

「12年間、ありがとう。」




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