2012年11月26日月曜日

正しい運転を実践するために




















先週の自転車通勤の帰り道、
赤信号で並んだ大型バイクに乗る男性に声をかけられた。

「車道走行、はやっているようですね?」
車道走行は流行ではなく、ルールです!と答えようとする前に
「危なくないですか?」
との質問。
「いいえ、安全ですよ!」と答えると
「そうかなー?横を通り抜けるとき、すごく危なく感じるんだけどなあ~」
信号が変わりこちらが答える間もなく行ってしまった。
自転車の車道走行を認めない誤った認識での運転が危ないんです!と心の中で叫んでいた。

でも、このバイクと男性の考え、残念ながら特殊ではないと思う。
というか、クルマのドライバーもバイクのドライバーも、そして自転車に乗る人間も
そのほとんどが同じ認識ではないだろうか。
だからこそ自転車の歩道通行が当たり前になっているし、注意する人もいない。

正しい認識を知ってもらうだけではなく、実践してもらうにはどうするべきか。

教習所で初めてクルマの運転を学ぶときの最低でも最初の1日、まず自転車のルールと走行方法を学び、それを実践をするのはどうだろうか。
実際に自転車に乗り、教習所内の路上をルールにしたがい走る。
その後、クルマに乗りどのように自転車を避けるのかを学び実践する。

自転車に乗る人間としてクルマと車道を共有する感覚を身につけ、
その感覚を持ったままクルマを運転する。
つまりクルマのドライバーにとって自転車は他人ではなく自分。
ニュートラルな立場で判断を下し実践できるはずだ。

これにより路上で空間を安全に共有する術を身につける。
正しく共有できる者が公道を走ることを許されるのだ。
その結果、歩道を走る自転車も減少するのではないかと思う。



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