2012年10月17日水曜日

公園のサイクリングロード



























週末の砧公園
次男と二人でランニングしたり自転車に乗ったりサッカーの練習をしたり・・・。

その中で気になったこと。
公園の中にある一周1km少々のサイクリングロードを自転車で走った。
当然のことだが基本的にワンウェイ(一方通行)である。
ただサイクリングロードというものの自転車専用ではない。
ジョギングしている人、ウォーキングしている人、いろいろな人が混在している。
信号も何もないのだが、何カ所も人が横断するところがあり、
交通ルールの基本の「基」を教えるには格好の場所だ。


まずは基本から教える。
当然ながら「人」優先だ。
左側を走り追い越す時は後ろに注意し追い越す人(自転車)に声をかけて右側から追い越す。
しかもゆっくりと。

ところが仕方のないことかもしれないがほとんどのジョギングしている人がイヤフォンを装着。
声をかけても聞こえない。
それでも声をかけ右側からできるだけ距離を置いて追い越す。
いつ人が横へ移動するかわからないからゆっくりとだ。

さて陸上部を思われる学生たちの集団は左右からバタバタをとジョギングしている人や次男の自転車を追い起していく。
子供の乗る自転車よりずっと速い速度だった。

後ろから足音が近付いたら振り返って確認した上で左に寄って道を譲ると教えているのだけれど
サイクリングロードからはみ出さんばかりに左右から追い越していく。
次男は驚いてブレーキをかけフリーズだ。

前方の幼児の自転車からジョギングのお年寄り、後ろから迫る学生、そしてベルを鳴らしながら暴走する自転車!

いろいろなパターンに対する対応を教えながら走らせるのだが、ルールを守れば安全とは限らない。
逆走や暴走などのケース。
次男はリスクを回避するように考えながら走る。
思うようにいかない現実に直面し一生懸命考えながら走っているのがよくわかる。

一般道に出ると一方通行ばかりではない。
これに対向車、信号、そしてバイク、クルマが加わる。

公園のサイクリングロードというシンプルな場所でもこれだけ混沌としている。
そしてリスクを下げるために臨機応変な対応が求められる。
ここでルールと対応をしっかり判断できるよう頭に叩き込み体で覚える。

子供が一般道の車道デビューの前に必要なプロセスだと思った。






0 件のコメント:

コメントを投稿