2012年9月3日月曜日

車道上で気になること



















月曜日の自転車通勤。
昨日までの雨の影響もあり、朝の気温が下がってきた。
一時のうだるような暑さからするとうそのようなさわやかさだ。もちろんそれでも暑いのだが、少なくとも「熱い」から「暑い」に変わった。

通勤時のクルマとの戦いも随分様変わりしてきた。
それでもここにきてまだまだ変わらない部分がある。
自転車目線で思いつくままに書いてみる。

1.駐車違反
道路上のクルマの中で人が寝ていたりするので停車なのだろうが、自転車にとって危険なことにかわりない。横断歩道の前後など見通しのきかない場所は特に問題。追い越しざまに高い確率でタバコの煙の直撃を受けたりする。火のついた吸い殻直撃でないだけラッキーである。

2.路側帯停車
車両は通行してはいけない。自転車は歩行者がいないときに限って走行可能のはずだが、いつも渋滞している片側一車線道路で、クルマがみな路側帯にはみ出て停車。自転車はもちろん歩行者も通行できない。路側帯を自転車を押して通行しようとするとクルマのサイドミラーが干渉し進めない。ドライバーと目が合うがクルマもミラーも動かさず、なぜかフリーズ。クルマも電動格納ミラーも壊れているに違いない。

3.横断歩道上の停車
渋滞や赤信号、もしくはそうではない場合でもクルマが横断歩道上に停車。歩行者が渡れない。ドライバーは知ってか知らずか車内でテレビを見ていたりする。まあ知っていればそこには停車しないだろう。

4.車道走行中の自転車とのクリアランス
自転車がふらつけば即接触、重大事故というようなクリアランスで自転車脇を高い速度で通過する。また追い越し時のあからさまな幅寄せもまだまだある。

5.一旦停止無視
これを守っているクルマは極めて少ない。脇道から出てくるクルマ、特に歩道のない道路における一旦停止無視は自転車にとって脅威だ。

6.方向指示器(ウインカー)を出さない、遅い
直進なのか左折なのかわからないので、先をよんだ運転ができない。つまり危険予知ができず事故につながる。曲がる直前に出されてもまったく意味がない。ハンドルを回すとウインカーが作動する昨今のオプションなのだろうか。

7.弱者優先とう基本スタンスの欠如
クルマ優先という認識のもとに自転車を走らせるとドライバーの行動が読めるし予測が当たる。つまり一見スムーズに事が運ぶ。ただし道交法違反のオンパレード。もちろん自転車は先へ進めない。でもこの基本スタンスが正しく認識されれば道路上での事故は大きく減るはずだ。その意味でも最も重要な部分だと思う。

以上ざっと自転車目線で気づいた点だ。
いずれも道路上でクルマを走らせるにあたり、まったく基本的なルールばかりなのだが、クルマのドライバーがこれらを理解する機会があるどうかが大きな問題である。

もちろんまず自転車に乗るわれわれがルールを守ること。
これを前提としての話である。


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