2012年9月8日土曜日

電気ケトル




電動アシスト自転車のトピックスではないので恐縮だが、考え方少し似ているかもしれない・・・。

電気ポットが故障したのを機に、前から気になっていた電気ケトルを購入した。
これまでもムダな電気の消費を抑えるため、日中、夜間と電源を落とし、朝食、夕食のときだけ電源をONにしていた。
つまり電気ポットの機能を使用していなかった。

電気ポットはそもそも魔法瓶が主流だった時代の流れだ。
ガスでまとめて沸かしたお湯を保温するための魔法瓶。
この魔法瓶、時間が経つとお湯が冷めてしまう。
そこで電気でお湯を沸かしそのまま保温する機能を持たせ冷めないようにした。
つまりお湯をたくさん沸かしその保温のために常に電気を消費する。

さてこの電気ケトル、必要なときに必要な分量だけお湯を沸かすもの。
保温はしない。
つまりまったく無駄な機能がない。
一見大したことのない変化だが、発想が大きく異なっている。

使ってみると満タンで0.8L、今の時期で3分少々でお湯が沸騰。(計測したわけではない。感覚で!)
電気も水もムダにせず、必要なときに必要な分量だけお湯を沸かすという発想。
使ってみてこれが実に使いやすかった。
まったく当たり前のことができるだけのケトル。
どうしてこれまで気づかなかったのだろう。

遅ればせながらなぜ今電気ケトルが売れているのかよくわかった。





































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