2012年2月21日火曜日

いつまでクルマ優先社会でいるのか?





















出張で中国の瀋陽へ行く機会があった。
仕事だけではなく、中国の文化に興味深々で出かけた。

最低気温マイナス15℃と寒いのだが、
街中の様子は日本と大きく変わらない。
百貨店に地下街、スタバもケンタッキーも吉野家もフツーにある。

最初驚いたのはクルマ優先社会であること。
交差点の信号、クルマも歩行者も青になると一斉に動き出す。
そのときクルマは道路を渡る人ギリギリに走る。怖い!
まるで人に向かって突っ込んでいくかのようだ。
ほとんどクリアランスがない。
今のぶつかってない?って感じ。

信号のない横断歩道など、クルマが止まるのを待っていては渡れない。
止まってくれるクルマは皆無だ。
渡ろうとすると思いっきりクラクションを浴びる。

でもよく事故が起きないなと驚いたのは初日だけ。
翌日にはもう慣れた。
最初は怖くて簡単に慣れないなと思ったのに。

なぜ簡単に慣れてしまったのか?
よく考えてみると、日本の交通事情を基本的には同じなのだ。
クルマが最優先。
日本でも信号のない幹線道路の横断歩道。
渡ろうとしても止まるクルマはほぼ皆無だ。
気の利いたドライバーがクルマを停止しても
対向車線のクルマは止まらないから、結局渡れなかったりする。
これが当たり前になっている。

程度の差はあっても交通弱者優先ではない社会は日本と中国(瀋陽)では共通である。

ドイツでは交通弱者優先が徹底していたことを思い出す。
程度云々ではなく、明らかに優先順位が異なっていた。

なるほど日本の車道の自転車通行が危険!なわけだ。
ただクルマ優先という認識は同じでも道交法上では交通弱者優先である。
ルール上の優先順位は間違っていない。
我々がルール違反を犯しているのである。
自ら認識を変えなければならない。


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