2012年5月26日土曜日

EVを使ってみた!その4

84.6km走行して残り24km走行可能と表示されている。
つまりトータルで108km(ノーマルモード)走行可能ということ。






















いわゆるシフトレバー。マウスのような軽い動きをする。
シンプルな運転制御の中枢だ。





























自転車コラムに4度目のEVの報告。訪問して下さった方々に申し訳ないと思いつつ、日記として想いを残しておきたいと思う。

明日クルマの修理が完了するとの連絡。
リーフとの生活もいよいよ明日まで。EVの報告もいよいよ終盤だ。

さてハンドリング。
リーフというクルマ、交叉点やコーナーでの挙動がものすごく素直。
ハンドル操作に対するノーズの動きが、極めて自然である。
クルマの動きが軽快なのに長時間乗っても疲れない。

その軽快なハンドリングに相反する走行中の安定感。
この安定感を得るためにバネやダンパーをやみくもに固めた印象はない。
足回りの動きはあくまでソフト。それなのにロールは適度で安心感が高い。

EVってエンジンという重い部品がないため、前後オーバーハングの重量が極めて軽い。
対してバッテリーという重い部品がホイールベース中心の低い場所に位置している。

つまり

オーバーハングの重量が軽い=ハンドリングの軽快感
バッテリー重量による低重心=乗り心地の良さと安定感

これらがそのまま挙動に表れていると言っていい。
これに大トルクを受け止める足回りのマナーの良さが加わる。

プリウスも良いクルマだったが、サスペンションについて言えば
路面の微妙なアンジュレーションに常にヒョコヒョコ反応し、フラットな乗り心地は得られなかった記憶がある。(現在は改良されているかもしれない)

対してリーフは完全なフラットライドだ。
ドイツ車のような圧倒的ボディ剛性と締まったサスペンションによるソリッドな乗り心地ではなく、
フランス車のようなしなやかでやさしい乗り心地に近い。
ヨーロッパ車の乗り心地と同質のものだ。
タイヤもトレッドの固い省燃費タイヤをはいているにもかかわらず、しっとりとやさしい乗り心地を実現している。
そういえば、シートのウレタン(スポンジ)ももっちりと密度が高く、良い時期のフランス車のよう。
実に大人の味付け。個人的に好きなタイプの乗り心地だ。

家内も子供たちも、想像以上のEVの出来に驚いている様子。
トルクを得るためにエンジン回転数をコントロールするストレスとは無縁の、アクセル開度によって自由にトルクを得ることができるモーター。
しかも無音、無振動の極めて高いマナーを伴っている。
まさしく女性に受け入れられるコミューターではないか。

走行可能距離は、当初予想の150km程度から100km程度に落ちそう。
自宅周辺の坂ばかりの地形とストップアンドゴーの繰り返しであるという市街地の環境を考慮すると、これが実態かもしれない。

次回はデザインと実用性についてアップ、総括として締めくくりとしたいと思う。
課題が出てきそう。







0 件のコメント:

コメントを投稿