2012年5月27日日曜日

高速道路上における事故について-2



























NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本は、コンクリート壁とガードレールが不連続な防護柵について、現行基準に適合させる等の交通安全対策を実施するとは発表した。

関越自動車道の高速バスの事故をきっかけとして、安全性の向上を図るらしい。
該当箇所はNEXCO東日本で約2400カ所、NEXCO中日本で約1000カ所、NEXCO西日本で1700カ所とのこと。

改良されることは喜ばしいことだが、現行基準に適合していなかったという部分が気にかかる。
また、上記のようなコンクリート構造物とガードレールの隙間をなくすことは、衝突事故による被害の低減には役立つが、抜本的な解決になるかどうか疑問である。

どのような考え方でどのように対応するのか、安全に対する一貫した考えのもと、応急対策だけではなく、恒久対策として設計思想の部分から今一度見直して欲しいと思う。




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